基本講座 第11回 関数(概要)

関数とは、プログラムを記述する上での部品のようなもので、特定の処理や機能ごとに記述されます。

関数には「組み込み関数」と「自作関数」という2種類が存在します。

「組み込み関数」というのは、プログラム言語に標準的に備わっている、関数のことです。

例えば、画面に出力させるprint関数や、メッセージを表示されるalert関数、合計値を求めるsum関数、平均値を求めるaverage関数などは、多くのプログラム言語に標準で備わっており、利用者がわざわざプログラムを記述する必要はありません。

これに対して、「自作関数」というのは、利用者が記述する関数の事です。

洋服に例えると、「組み込み関数」は店で売っている既製品で、「自作関数」は自分算用の特注品の事です。

既製品が無い場合は、自分で作る必要がありますね。

Excelをご利用で、Excel標準の関数機能をご存じの方はイメージがつきやすいかもしれませんね。

単純に合計を求めるのであれば、sum関数という組み込み関数を利用しますが、合計した後で、100を加算するというような計算をしたい場合は、sum関数+100という自作関数を作ります。

それでは、次回は関数の記述方法を説明致します。

プログラミング 関数