応用講座 第7回 if文

それでは、今回からjavascriptの基本構文に基づき、具体的なプログラミングの記述方法を説明します。

まずは、基本構文の中で、大事な2つの要素の1つである、「条件分岐」です。

if文には条件と処理の組み合わせで、幾つかの記述パターンがありますが、代表的な3パターンについて、説明します。

①条件一致のみ処理するパターン

if (条件式) {
条件一致の処理
}

例えば、

if (i > 10) {
alert (‘10より大きい’);
}

のif文で、
i =11では、「10より大きい」が表示され、
i =9では、何も処理されません。

②条件一致、不一致に処理するパターン

if (条件式) {
条件一致の処理
}else{
条件不一致の処理
}

例えば、

if (i > 10) {
alert (‘10より大きい’);
}else{
alert (‘10以下’);
}

のif文で、
i =11では、「10より大きい」が表示され、
i =9では、「10以下」が表示されます。

③条件が複数ある場合の処理パターン

if (条件式1) {
条件1一致の処理
}else if(条件式2){
条件2一致の処理
}

例えば、

if (i > 10) {
alert (‘10より大きい’);
}else if (i < 5) {
alert (‘5より小さい’);
}

のif文で、
i =11では、「10より大きい」が表示され、
i =3では、「5より小さい」が表示されます。
i =7では、何も処理されません。

次回は、swich文を説明します。

条件分岐