応用講座 第9回 for文

基本構文の中で、大事な2つの要素のもう1つである、「繰り返し」です。

javascriptには、「繰り返し」方法が、for文とwhile文の2パターンありますが、回数が分かっている場合の、for文から解説します。

for文の構文は、以下で構成されます。

for (初期式; 条件式; 増減式) {
実行する処理;
}

初期式とは、for文を開始する変数を開始する式です。
1回目から開始する場合は、任意変数名=1(例、i = 1)のように記述します。

条件式とは、処理を実行させる条件を意味し、3回まで処理をする場合は、i < =3のように記述します。
10回以上は処理させない場合、i < =10となります。

増減式とは、変数の増加数を意味し、1つずつ増えていく場合は、「++i」、「i++」、「i = i + 1」(どれでもOK)のような記述をします。

増加式が、2つずつの場合は、」、「i = i + 2」という、記述になります。

例えば、初期値が1、3以下の数字で、1ずつ増加し、「○回目の処理です」と表示させる場合の記述は、

for (var i = 1; i < =3; i++) {
alert (i + ‘回目の処理です’);
}

となり、実行結果は、

1回目の処理です。
2回目の処理です。
3回目の処理です。

となります。

次に、初期値が3、10より小さく、2ずつ増加し、「番の処理完了」と表示させる場合の記述は、

for (var i = 3; i < 10; i = i + 2) {
alert (i + ‘番の処理完了’);
}

となり、実行結果は、

3番の処理完了

5番の処理完了

7番の処理完了

9番の処理完了

となります。

次は、while文を解説します。

for文