応用講座 第10回 while文

今回は、基本構文の中で、大事な2つの要素の1つである、「繰り返し」において、回数が決まっていなくても、実行可能なwhile文を説明します。

構文は以下で表現されます。

while (条件式) {
実行する処理;
}

例えば、以下の記述を行うと、

var i = 1;
while (i < 5)
{
alert (i + ‘回目の処理です’);
i++;
}

1回目の処理です
2回目の処理です
3回目の処理です
4回目の処理です

が、表示されます。

while文の実用的な使い方としては、

・フォルダ内に格納されたファイルを全て読み込む

・ファイル内に格納されたデータを全て読み込む

のように、変動するファイル数やデータ数に対して、全て処理する場合に利用されます。

また、条件に一致するファイルやデータが発見された場合は、if文を使って終了させることも多く、

while (継続条件式) {
実行する処理;

   if (終了条件式) {
   while文の終了
   }
}

のように、while文とif文を組み合わせて使う事が多いです。

次回からは、関数を説明します。

反復