応用講座 第11回 自作関数

基本講座で解説した通り、関数にはプログラムに標準搭載されている組み込み関数と呼ばれるものと、自分で作成する自作関数があり、今回は後者の自作関数について説明します。

自作関数は、「独自関数」や「ユーザー定義関数」などと、呼ばれることもあります。

javascriptにおける関数の基本的な構文は以下の通りです。

function 関数名(引数)
{
実行される処理;
return 戻り値;
}

引数は、複数定義することも、省略することも可能です。

例えば、合計値を算出する、calTotalという関数を、以下の通り作成したとします。

function calTotal(a,b,c)
{
var d = a + b + c;
return d;
}

メインのプログラムにおいて、
calTotal(10,20,30)のような記述で関数を呼び出すと、
d=10 + 20 +30 = 60
となり、

calTotal(10,20,30)は60として扱われます。

例えば、
calTotal(10,20,30) × 2
であれば、120が計算結果となります。

次回は、組み込み関数を解説します。

関数